半妖の夜叉姫が面白い理由

昨日放送分で「うる星やつら」由来のギャグが出てきたときには吹いてしまった。

たぶんスタッフさんたちの中にはうまい酒が飲める人が何人かいるんだろうな。

 

 

という高橋留美子作品的な面白さはもちろんあるのですが、このアニメ自体はオリジナルの筋立てなのでそっちの方がどうなのかっていう話です。

こういう言い方をしちゃうのはあれですが、犬夜叉同様よくある異世界すっ飛ばされもので、これもまた犬夜叉同様にそれと冒険活劇が組み合わさってる、まかこれもこういっちゃ身もふたもないのだけれど王道なお話となります。

 

違うのは、主人公の異世界すっ飛ばされが二重構造になっているというところですかね。主人公が元の場所に戻るという結末が予想されるような構成にはなっていないですね。

あとは、視聴者にはより身近な世界でははねっかえりなのに、すっ飛ばされた先ではぬるい人間という扱いになってるのがとっても面白い。逆のパターンが普通なんですがね。あれもこれもそれもだいたい逆。

この展開だと主人公が戻れるかどうかっていうのはあんまり興味を引く要素ではないですね。刹那が夢を取り戻すのかっていうのが主題でそのために時代を行き来する必要が出てきてみたいな展開になるのかもしれないなぁ。

 

これ、半年やるのかな?