新型コロナウイルス騒ぎで発現した綾瀬駅特殊取扱の新パターン

メンバー交代で時々出社するというパターンで仕事しています。

相変わらず電車がらがらで夢の着席通勤です。

10分遅れがデフォの常磐緩行千代田線が北千住に早着して乗り降りもすぐに終わって時間調整というありえない光景を目にしています。

そんな昨今、綾瀬では恒常的に特殊取扱が発生しています。

綾瀬駅は一度に3本の列車が入れる構造になっていて両脇はそれぞれ千代田線方面、常磐線方面へのメインルート、真ん中は大昔は北綾瀬行きの発着に使っていて、今は千代田線方面、常磐線方面それぞれからやってくる綾瀬止まりの電車が使ったり折り返しや始発が使ったりしていますが、朝ラッシュ時は千代田線方面の列車が始発も含めて交互に発着しています。

それによって綾瀬駅手前で信号待ちをすることはだいぶ減りました。減っただけでなくなってないし北千住手前では渋滞するけど。

その交互発着の時、先着した電車がまだ発車できないのに後続の電車が来ちゃうことがあります。

両方の電車の扉が開いている状態だと早く出発する電車に乗り移る乗客も出てきますよね。

それを防ぐためにまだ発車できない状態だけど扉を閉めるということをします。それが特殊取扱。

綾瀬北千住間に電車が詰まって発車できない状態で後続電車が来ちゃったときに発動すると思っていました。

 

ところが今の特殊取扱は事情が違いました。

綾瀬駅出発時刻になる前に次の電車が到着しちゃうんですね。

もともと定刻で動くことがないからそういうダイヤになっているなんて知りませんでした。

動けるまで待って扉を閉めると次に来た電車に乗っている人の中で急いでる人が乗り移ってきて扉を閉めるのに手間取って結果的に遅れが発生してしまう。それを防ぐための特殊取扱だと思うのですが、定刻前に扉を閉めることになるとは…

着いた電車の扉を開けるのを遅らせるという方法もあるのでしょうけど2分何秒か沖に電車が走っているから特殊取扱の方がより多くの乗客にとって利便性は高いでしょうね。

 

それにしても結構な神業です。別のホームに電車が止まってもまだ扉は閉まらず、ぎりぎりで扉を閉め始めるけれど乗り移りはできないというタイミングを計っています。

 

この状況で鉄道趣味でも楽しい話題は少ないですがこういうマニアックなネタはいろいろなところに転がっているのかもしれません。