首都圏鉄道ダイヤ白紙大改正(ただし深夜に限る)

JR東日本の終電繰り上げで私鉄にも影響が出るとかいう記事を見たような気がするんですが当たり前なことな上にどうも誤解があるような気がして、終電や終電間近な列車を利用することが多い人たちにとっては常識的なことっていうのもあるので書き記しておこうと思います。

 

 

終電はもしかしたら今は対応しているかもしれませんが、終電間近の時間帯は多分まだ対応していないんじゃないかと思うのが乗換案内的なアプリやソフトです。

使っている人にとっては当たり前のことなんだけど、〇〇線の〇時×分の列車は△△線の◇時□分の電車に接続するっていうのは決まってるんですよ。ダイヤ通り動いていれば当然接続するんですが、遅れても待つんです。

ときどき駅に「〇〇線の〇時×分の列車は△△線の◇時□分の電車に接続しません」って貼り紙がしてあることがあります。

時間だけ見ると「走らなくても十分間に合うのに何を言っているんだろう?」と思いますが、それはダイヤが乱れて遅れたときには見捨てて先に出るよっていう意味合いです。接続するときは駅員さんが注意を促してくれたりします。酔っぱらってるとそれもわからず迷惑なことになることもあります。気をつけなきゃ。

余談ですが、築地市場移転直前に銀座駅に張り出されていた丸ノ内線日比谷線の始発接続をやめるっていう貼り紙にはしびれました。

市場に行く人にとって始発に乗れるかどうかは死活問題なんですね。

 

だいたい乗換案内的アプリソフトは乗換時間に余裕を見すぎなんで安全サイドに振っているといえばそれまでなんですが、特に夜の行動ではあんまり使えないという印象です。ルートが変わったりしますからね。

 

千代田線常磐線の場合、緩行線最終は北千住と松戸で快速の最終を待つのがデフォになっています。千代田線緩行が遅れて快速が待つというパターンは記憶にありません。

その理由はたぶん千代田線エリアの西日暮里では接続した記憶がないこととつながってます。その時間帯のフォローは日暮里に任せて、日暮里からの快速が北千住と松戸で緩行と接続するから、やばい時間帯に山手線の駅から緩行の駅に行く人は日暮里で乗り換えてねってことなんでしょう。合法的ではなくても実務的に事実上切符が無い区間であっても乗車を認めている珍しい例の一つかもしれません。

西日暮里で山手線京浜東北線の接続を待たないから、遅れるのは快速の方なんですよね。

冬場なんかひどい。北千住で15分、松戸で30分とか待たされます。

 

今回のダイヤ改正ではJR各線と接続する私鉄の最終電車にも影響が出るんでしょう。JRの一番最後の電車じゃなくてその前に接続していても、その時刻が変わると調整しなきゃならないですから。

趣味的には楽しそうだけど仕事としてはとっても大変でめんどくさそうです。