「チコちゃんに叱られる」で紹介された新御茶ノ水駅でエスカレーター片側開けが生まれた理由

東京エリアでの発祥が本当に新茶なのかはわからないけどそうなった理由はすごく理解できるんですよ。

御茶ノ水エスカレーターはとっても特徴的なんです。長いだけじゃないんです。

 

 

 駅のエスカレーターって普通はあるものと組になっています。

なーんてもったいぶる必要もないくらい当たり前の話。

エスカレーターで上下移動できるところには必ず階段がついていますよね。

同じ場所にはなくても別の場所に設置されていてエスカレーターと階段を選ぶことができます。

ところが、新御茶ノ水駅エスカレーターはそれができません。

エスカレータ4本ですべての客をさばいていました。

 

同じように長いエスカレーターがある永田町とか、同じ千代田線の国会議事堂前でも会談はあります。なのに新御茶ノ水駅の聖橋方面口にでるにはエスカレーターしかありません。

反対側の小川町よりの出口、昔は総評口って行ってたと思うけど総評なくなっちゃったしほかのビルができちゃったから今それを言ってもわからないですね、そこから聖橋まで行くにはエスカレーター分の坂道を上ることになるという地獄。

しかも、都営新宿線ができるまでは新御茶ノ水駅での乗り換え相手は中央線でしたから聖橋口がメインでした。

 

階段があれば歩く人はそっちを使えばいい、しかしそれがない。だからエスカレーターを歩く文化が生まれた。

そう考えるととてもつじつまが合っています。