新型コロナウイルス関連で子供のいじめが発生しない社会はいやだ

自分が子供の頃を思い起こすと、子供ってそういう配慮が無くて残酷で言われたことを素直に受け取るからこそ子供なのであって、子供がそういう配慮を妙にしだしたりする社会ってすごくやな社会なんだろうなと思ったりしています。

 

ずいぶんと前にこんな記事を書きました。

tanabeebanat.hatenadiary.org

 

 

大人って正論であると思うことであってもいろいろ考えて、俺の脳内辞書にはないけど最近流行ってて、もう流行りは終わってるんだろうけどこういうときに便利な言葉で忖度したりして生きていきます。

子供はそうではなくて「コロナ怖い」「かかりたくない」と思っていて、大人たちも芸能人やスポーツ選手が感染したりすれば「自己管理が」とか「自覚が」とか言い出す状況なのでそりゃかかった人を遠ざけたり嫌ったりするのは当然だよなぁと思います。

大人はそう簡単に考えられないはずなのですが、子供がそういう対応をとるのは極めて自然で、そうではない対応をする子供しかいないとしたらものすごく不気味な社会だろうなと思っています。

 

んで、ふと思ったのは、今の子供っていっつもそういう風に抑圧されて子供らしい発想をしても抑え込まれたりしちゃうもんで、それが大人になって反動として出てしまい、社会全体が小児化しているんじゃないなかなぁなんて。

 

子供の頃「大人になればわかるよ」っていう言葉は一番納得いかなくてカチンとくる言葉だったんですが大人になってから思うとそういうことだったんだなぁと。

この流れは何十年男百年もしかしたら何千年も続いているのかもしれないですが、それが途絶えようとしているのかもしれないですね。