後継レア車両たちの最後を看取った名車 営団6000系

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どうも常磐緩行千代田線はテスト的に使われることが多いみたいで、この記事に出てくる06系もそうだし、国鉄207系も1編成しか作られずに終わったりしてました。

レア車じゃないけど国鉄203系もこの路線以外には展開されず、最後までこの路線だけを走り続けてましたね。

Wikipedia見ると203系が導入されたのは1982年。いやー当時は画期的でしたよ。床が熱くない国鉄車両。冷房までついたし。207系は1986年。インバータ制御とやらの車両が導入され始めていた時代に1編成だけ投入されました。

そして06系は1993年。なるほど、6000系はそろそろ引退してこの車両が標準になるんだなぁと思いました。

思いましたが……

 

 

2009年に207系が運行を停止します。203系、6000系、そして新参者の06系が最後を看取ります。

続いて203系が2011年にE233系に後を託して引退します。それを6000系06系が看取りました。

そして、あろうことか、06系の方が先に、2015年に運行を終了します。その最後を6000系は看取りました。

6000系が16000系にその地位を完全に譲ったのは2018年。最初の編成が走り出したのは1968年なので、その車両がってわけじゃないですが50年使われたことになります。

ちょうど俺と同じ年くらいなので引退するときは感慨深いものがありましたね。

 

16000系も最初の頃の編成は前面が左右対称っぽくなっていますが、その後増備された編成は6000系をリスペクト指定るのか左右非対称になっています。

新型車両がいろいろ走りましたが、結局最後まで千葉ののどかな景色に一番馴染まなかったのは6000系だなぁと思っていました。

まだまだ三丁目の夕日的な空気が漂っていた昭和の高度成長期にあのデザインの電車が走ってたんですよね。すごいことだなぁと改めて思います。