システム要員の時系列推移の実際

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実務的な感想を正直に書きます。

カットオーバーしても6割しか減らせなかったんだ……

不安山盛りだったのね……。

 

 

システム開発をするとき、大規模な場合はどの時期に要員何人入れるっていうのを事前計画します。

特に俺みたいな開発会社で請け負う立場だったりすると、それで見積を作ってってことになるので読みをはずすと大赤字だったりするから大変な作業。

過去の経験でとかエスパー的能力を発揮してとかでやるしかないことが多いんだけど、どうやっても上流工程では人数少な目、開発から単体テストのところが一番のピークで、そのあと徐々に減らしてってリリース後は落穂ひろいをする極少人数を残すっていうピラミッドが構成されます。

リリース後に山ほど人を残すプランを提示してもその見積をお客様が納得することはあり得ませんね。

車で言ったら、成約までは営業担当者、成約タイミングでは店長さんとかが出てきて、その後実際の製造では大勢の人が携わり、そのあとの品質チェックや輸送、納車ではまた営業担当とその上司程度、その後は何か月に一回か営業担当とディーラーのエンジニアが面倒見てくれるって流れじゃないですか。それとおんなじ。

カットオーバー後も4割残すっていうのは相当手厚い手配だと思いますね。

もちろんそれでも障害は起こります。

そもそも開発に必要なスキルと運用に必要なスキルって実は別ものなんですよね。俺は開発担当なのに今の職場では運用もやってて50過ぎても勉強している毎日です。

ハード系の運用なんてさっぱりまったくわからないし。