スキー、スノボって刹那的なスポーツだなぁ。

ただし距離スキーは除く。

三浦雄一郎さんがアコンカグアに登ってそこからスキー滑降をしようとしていますがそれとは全く関係なく有給使ってスキーに行ってきました。

せっかく板を買ったんで東京近郊から比較的近くてかつ標高が高くて雪がいいところということで今回もまた苗場に行ってきました。

視界不良もあっててっぺんまで行くリフトが動かなかったのは残念ですが十分足が何度も攣るくらいは滑ってきました。早く帰って来ましたが最後に一度無意味に転んだりしたんでたぶんもう限界だったんでしょう。運転中も何度も足のいろんなところが攣って悶絶したし。

板を変えましたがうまくなってるわけじゃないので中級者コースのきつめのところだと本とへたくそだなぁと思いながら滑ってました。中級者コースのゆるめのところが俺が一番気持ちよく滑れるところみたい。

なんにしても板の進歩はあるけど最後はやっぱり自分だなぁと痛感しました。

 

それにしてもほんとスキーって刹那的なスポーツですよね。

冒頭の三浦雄一郎さんの話のように、自分の足で山に登ってから滑り降りる(滑ることが目的で)というのはもちろんですが、リフトやゴンドラを使ってお手軽に滑る場合でも、滑る時間はリフトゴンドラ乗車時間より遙かに短いです。初心者なら転びまくって時間かかりますが滑ってる時間じゃないからねぇ。

スキー場によってはリフトでの移動で時間がどんどんなくなっていくところもあります。別に上越国際スキー場の悪口ではありませんがリフトマニアにはたまらないでしょうね。

余談ですが、リフトマニアって絶対いると思うんですよ。支柱に書いてある設置者を見るだけでもおもしろいです。バブル期に東急が開発したスキー場には「東京急行電鉄」って書いてあったりして東急の路線がまだあった!なんて思ったりしました。

 

リフトの話以外でもそもそもほとんどの人にとっては旅行気分で車や電車や飛行機に乗ってスキー場に行きますが、その乗車時間も滑走時間の数倍数十倍です。ほかのレジャーと同じですけれどスキーより楽しむ時間が短いのは、同じような落ち系のバンジーとかスカイダイビングくらいじゃないかなぁ。

俺は車の運転好きなんで苦にはならないですが、くたびれるし事故のリスクもあるし(実際俺もやってるし)どうしてそんな思いまでしてというのはあります。

苗場にいって感じたのは外国人の多さですが、せっかく冬の日本に来たから雪遊びしたいってのはわからんでもないけど毎年毎年好きこのんでどうして雪山に行くのかがわからない。自分のことなんだけどわからない。

 

気持ちいい時間はすごく短いけどそれが魅力的だとその過程なども含めて楽しくなっちゃうってのはあるんだろうなぁ。