台風一過と遅延災害

昨日は丸1日引きこもってました。

今回の災害対応でとてもよかったなぁと思ったことが1つあります。

鉄道などの交通機関をあらかじめ止めておいたことです。

それによる被害が出なかったという意味だけではありません。報道へのよい影響がありました。

もし鉄道が動くかどうかわからない、順次運休していくという状況だったらダムの放流情報などのより直接的に人命に危害を及ぼす可能性が高い情報を伝える時間を割いて伝えなければならなかったでしょう。

鉄道は動いてない、飛行機は飛んでない。それを共通認識としてたから機能の報道体制は組めたのではないかと思います。

こういうばあい「XXにいくんだけど困ってしまった」みたいな映像は提供する方としてはわかりやすくていいだろうけど受け取る側にはあまり価値がないんですよね。

 

雨戸は開けましたがまだ風が強い状態は続いています。プチ被災してたうちは被災がわかりやすい状態になってました。おもったよりはましだったのでよかった。

千葉県では大夫が来る前の竜巻でひどいことになったりしてましたが、今のところは相対的には被害は軽い方みたいですね。相対的にはです。

千曲川(信濃川)、阿武隈川阿賀野川、そして多摩川といった大きな河川が氾濫をする場合は雨が降り終わっても、降っていなくても、上流から水が押し寄せてきて堤防を越えたり破ったりすることもあるんですよね。

利根川決壊でやられたときはどうだったんだろう。

今回の台風では関東山地から奥羽山脈にかけて台風の雨雲がぶつかって大きな被害をもたらしたのでしょう。そしてまだこの被害は拡大する可能性があるということでしょう。

心配された相模川や荒川、利根川水系は今は無事だけど安心しきっている場合ではないのかもしれないです。