アニメ「リコリス・リコイル」感想 王道設定と美少女と

着せ恋にハマってからアニメとかを数見るようになりました。

あれは2005年のことか。ハヤテにハマった時と同じ流れです。

何かにハマると新しいものに接したくなる。そして他にも自分が知らなかっただけでいい作品はたくさんあることを知る。不思議だよなぁ。

7月から始まった(再放送を含む)アニメもそこそこ見てるんですが今日はその中で「リコリス・リコイル」の感想を書いてみようと思います。

感想を書いている時点ではまだ1話から3話までしか見ていなくて、アニメオリジナルコンテンツだからこの先の展開は全く分かっていない状態です。

 

 

見てみようかなと思ったきっかけは、舞台が墨田区江東区あたりだからですね。どうでもいい話ですがw

やっぱり自分の故郷に近いところが舞台になってると気になるもんなんですね。

着せ恋にハマってからYoutubeのおすすめとかにやたらとアニメの宣伝動画とかが出るようになってます。気持ち悪いけどしょうがない。ちょうどそのタイミングで出てきた。

下町の和風喫茶でかわいい女の子がなにやらする話ということでとりあえず見てみるかと思ったらそのうちぶっ壊れたスカイツリーが出てきてなんじゃこりゃと。

余談ですけど、このぶっ壊れたスカイツリー、モチーフは祭畤(まつるべ)大橋なんじゃないかなぁ。

祭畤大橋 - Wikipedia

山さいがねが 貼り付けるとなぜかタイトルが文字化けする……

https://yamaiga.com/bridge/maturube/main.html

地震で落ちたけど、落ちた時のまま保存されています。

この橋、実際に展望台から生で見ました。こういうのは保存しておく価値があると俺は思います。保存すると言っても簡単じゃなくて使われている橋と同じかそれ以上に手間暇かかるんじゃないかと思います。

リコリコに出てくる破壊されたスカイツリーも補強されまくってますよね。俺は生で見たって言うこともあって祭畤大橋をぱっと思い出しました。

 

実際アニメが始まってみると、ほのぼのとした雰囲気と見せかけてまーダークな内容ですな。犯罪を未然に防ぐ、犯罪を犯そうとしている人を殺してでも未然に防ぐ、殺すのは少女たち。

こういうのがフィクションとして成り立つ国で本当に良かった。

リコリコを見て「でっ?かわいい女の子がやってるだけで日常とかわらないじゃん」って思うような社会だってあるはずです。

 

1話から3話までで事前プロモーションに出てきた喫茶店リコリコメンバーは勢ぞろいしました。まぁ個性的ですなぁ。

その中でも気になるのは千束(ちさと)ですね。

好きな人には怒られる表現ですけど、なんかさぁ、病的に明るいんだよね。病的。もともとそういう性格なんだという見方もあるでしょうけど、たきなへの接し方とか「不殺」へのこだわりを見ると、千束は病的に明るいキャラを演じているように見えてしまいます。演じてるっていうのは声優さんがそう演じてるっていう意味じゃなくて、作中で千束がそういうキャラを演じてるっていう意味です。

この子にはもしかするとそうとう深い闇をかかえているのかもしれないなぁと思ってしまいます。

あるいは、早い段階で退場するようにデザインされてるキャラとか。

ここまでの話の中でもスカイツリー(作中では電波塔、「スカイツリー」ってのは東武が持ってる商標だし https://www.tokyo-skytree.jp/property/property_ja.pdf業平橋あたりから北千住まで特急に乗るというそんなやつはいねーよ!っていう無理な設定をしたんだから使わせてもらってもいいんだろうけど壊すのは無理なんだろうな)が破壊された事件にかかわっていたっていうことは明らかになっているんで、10歳になる前からいろいろあったんだろうなとは容易に想像できます。

 

リコリコメンバーの中ではたぶん店長役のミカの実力が一番上なのかなと想像してます。1話で杖をついている場面があるんで怪我をして一線を退いて後進の指導と指揮にあたっているんだろうな。

現役メンバーでは千束が身体能力とかではトップだろうけど、もうすでに描かれているたきなと居候(クルミ)だけじゃなくてミズキも他のメンバーよりも強いところがあるっていう設定なんでしょうね。

また余談になっちゃうけど、読めない名前っていうのは最近の作品には多いっていうのはわかるんだけど、どうして「ちさと」に「千束」っていう字を当てたんだろうなぁ。

おじさんちょっと勘繰っちゃう。

千束っていうのは台東区の地名で江戸時代から続いてる伝統的な歓楽街吉原があるところですね。下町っぽさを出すということでこの字にしたのか……。さすがにそういう方向での鬱展開は無いと思うんですけど気にはなります。

 

原作無しのアニメってことでこの先の展開は読みようがないんですけど、この先も敵が味方になったり味方が敵になったりしてちゃんと追わないとわけがわからなくなる展開になるんじゃないかなぁと想像してます。すでにたきなにとっては任務を妨害して殺す対象になってたウオールナットがなぜか護衛の対象になりさらには同僚であり協力者になるという展開ですからねぇ。

最後の方ではスカイツリーが破壊された事件の真相とか、新しい塔が破壊されるかされないか見たいな話にもなっていくのかなぁ。

茶店のほのぼのした話を絡めて進めていくんだろうな。

どうでもいいけどスカイツリーがああいう形で破壊されたら東武線は現在地での復旧は難しいんじゃないかと思ったり。新電波塔はどこにあるせっていなんだろう、現実世界を下敷きにするとあのあたりだとJTのところかちょっと離れた錦糸、猿江、木場のどっかの公園つぶしたのとか想像してしまった。

 

なんか、このアニメ見てたら昔の刑事ドラマを思い出しましたよ。

「あぶない刑事」

千束とたきなはあんな感じで殺しても死なないコンビになっていったりするのかな。

あと、時代を下ると「相棒」の初期とか、最初は馬が合わなかった2人がいいコンビになっていくっていうのは王道展開だよな。

 

とりあえずはこんなところで。

また感想を書くかもしれません。