「うる星やつら」のアニメを初めて見てびっくりしている
高橋留美子作品にはまったのは、高校生の時ドはまりしていた友人に「だまされたと思って読んでみろ!」って力説されたからです。
そいつは当時はほとんどなかったアニメグッズを売ってる店とかにも行ってて一度拉致されました。確か御苑のあたりだったんですよねぇ。秋葉原じゃない。あのあたりって麻雀パイのばら売りしてる店もあったような記憶が……なんか不思議なエリアでした。
それはともかくとして、だまされたと思って読んだらはまりましてね。でも、俺がはまったのはめぞん一刻だった。うる星やつらも読んでたけどその時はめぞんに比べるとって感じでした。
そして、時を同じくして……
受験勉強の現実逃避で学校の図書館にあった筒井康隆全集を読み始めちゃいました。そっちにはもっとはまっちゃって……
そうすると、なるほど、と。まぁ有名な話ですがうる星やつらって筒井さんの影響をかなり感じる漫画なんですよね。毒が強めだし。
んで、はまっていくと……。
でも、当時から俺は映像とかには興味を示してなかったのでアニメは見てなかったんです。めぞんは見ましたけどやっぱり漫画の方がいいなぁというのが正直な感想。
うる星のアニメは全然見てなかった。
今ね、千葉テレビで再放送してるんです。たまたま気が付いて録画してみてます。
そしたらびっくりした。ほとんど原作通り。
キャラを出す都合で時系列がいじられてたりするけど、毒も含めて原作テイストが強い。
こんなのゴールデンに流したら今ならめんどくさいことになるよなぁっていう番組です。
しっかしまぁ改めて思ったけど本当に何でもありの漫画でしたねぇ。宇宙人、和風洋風ごちゃまぜで妖怪の類、暴力、重火器、裸。
こんな無茶苦茶な漫画、今なら企画が通らないんじゃないか?
高橋留美子さんの弁を信用すると、もともとはラムは1話ゲストキャラで……って話で、たしかに石油の雨降らせるところまで出てきてないんですよね。
ラムというキャラがいて何でもありのめちゃくちゃな話に柱ができてストーリー性も生まれたってことなんでしょうか。
いや、今見てもすげーわ。