2021シーズンの大谷翔平

シーズンが終わっちゃいましたけど、楽しそうに野球してましたねぇ。

俺が一番印象に残っているのはマリナーズ戦の敵地でのホームラン。

アカギやカイジの「ざわ」ってきっとこういう状態なんだろうなぁと思うスタンドのざわめきでした。

なんというか生で見ていても現実感が無いホームランだったんじゃないかと。

テレビで見てももちろん現実感がありませんでした。

昔のプロ野球で外国人選手があり得ないホームランをかっ飛ばしたときみたいに、敵も味方も「へー……」って思っちゃうやつ。

 

 

言うまでもなく投手としても、そして走者としても見せ場を作った選手です。

これはもう何度も書いてますけど、妄想交じりで、もし2021シーズンはキャリア最高のシーズンではなく、始まりに過ぎなかったと何年、十何年後かに語り継がれたらそれはものすごいことだなぁと思いますね。

そして、その可能性はあり得ると思いますね。

少なくとも20世紀末期以降は、メジャーリーグの一流投手たちの本気の投球にバッターボックスで対峙したピッチャーはいないですから。打ち取られたことも打ったことも、両方とも投手大谷としての糧になるのではないかと思います。

逆はどうなのかわかりませんが、今までホームラン争いをしている選手がマウンドで強打者に対峙したことも同じくないわけで、そっちも打たれたことも抑えたことも打者大谷としての糧になってしまうかもしれません。

 

なによりも試合に出られなくなるような大きなけがをせずにシーズンを通して過ごせたということが、もしかしたら来年も、その先も、と思わせる大きな要因であることには間違いありません。

 

楽しませてもらいました。ありがとうございました。