スバル XV 1.6i-L EyeSight 修行のはずが罰ゲーム

スバル XV 1.6i-L EyeSight (GT3 E型) 実際に所有しての長期レビュー 全体目次 

スバル XV 1.6i-L EyeSight 1か月点検(1000Km)から6か月点検(目標3000Km)まで(見出し)

 

XVが来てから1か月はがんばれました。

 

1か月点検までになんとか1000Kmはクリアしようとしてわざわざ無駄な規格を立ててドライブに行きました。

次の目標は半年3000Km。5か月もあると思うと心にも余裕ができます。

在宅勤務が続いて運動不足なのに買い物も外食も車を使うというダメっぷり。車を動かすことはするんですが1回の走行距離は5Km行くか行かないか程度。

今までの車の使い方にすっかり戻りました。

XVにして変わったことの一つに、車に燃費が表示されるっていう機能がついたことあります。

通常の使い方をしてると、ほんと、悲しくなるね。5Km/lとか出ちゃいますから。

まだ気を使って水温が上がるまではアイドリングもしてるんでおそらくどんな燃費のいい車でもこの使い方なら10Km/lを切るんじゃないかと思います。

ハイブリッド車やEVはこういう使い方「だけ」する人には向いてると痛切に思いますね。

そんな使い方をするから俺はあんまり燃費は気にしてないです。燃料を入れる回数が少ないので他の要素に比べると重要度は落ちます。気にする人ならこの状況耐えられないだろうなとは思います。

 

そんな生活をしてましたが、たまにはちょっと走りに行こうとカレーを食べるついでに修行に行ってきました。

まさかあんなことになるとは……

 

 

在宅勤務が終わった金曜日、仕事を〆て家を出ます。カレー屋は20時まで営業。よっぽどの渋滞にはまらなければ間に合うはずです。

551と書いてあるクーラーバックに水と保冷材だけ持ってアイドリングが終わると2速に入れて発進。

しばらくは買い物でも通る道をまったりまったり走って行きます。

いちおうカーナビは使って流山街道を北上すると、そういう時間なので当然のように運河で渋滞です。

ここはねぇ。もうどうにもならんよね。

いたましい事故で話題になりましたが、人通りが多いのに歩道が付いてない狭い県道や市道って千葉には山ほどあります。当然右折レーンとかも無いし、運河のところは橋があるので車が集まってくるしその上駅前だし。

ちょっと判断を迷いましたがこの先梅郷でも渋滞しているみたいなので、橋を渡った先で右折して16号に逃げました。

こういう車が渋滞の原因になってるんですよw

時差式信号だけど右折車めっちゃ多いのに右折レーンが無いからねぇ。しかも信号が連続してるし。

このあたりの流山街道は野田線の駅ごとに渋滞ポイントがある感じなのか。

 

流山街道が走りやすいので普段はあまり使わない16号に入ると、交通量は多いものの渋滞とまではいかない状況です。しばらく走ると清水公園の先で右折して入ってくるはずだった道にぶつかり目的地です。

 

この日の晩飯はカツカレー。

 

思った以上に充実した晩飯を堪能して一服すると出発です。ここは駐車場が広くていいなぁ。

フォレスターに乗ってた頃は結構意地になって店に近いところに止めてたりもしましたが、まだ新車なのでぶつけられるといやなので入り口から離れててもぽつんと1台だけ止まられるようなところを選んでいます。

ただ、この日みたいな雨だとちょっと嫌かもw

 

16号沿いの店ですが、16号には入らず交差する県道?を走ります。少し走ると県道7号にぶつかるので左折。

県道5号は野田までで、その先は17号に変わるのにと7号は関宿まで7号のままなんですね。全然関係ないけど2号と4号、6号はどこなんだ?

調べてみたら2号と4号は用が無いところでほとんど走ったことはないはずだけど6号は行徳街道のバイパスでした。千葉県道は圧倒的に1と5を走る機会が多いな。3は野田橋から芽吹大橋までで時々使うし奇数を走ることが多いなぁ。

 

一般道で利根川を越えるのに芽吹大橋を渡るか下総利根大橋を渡るかのどっちかだなと思ってましたがナビ通りで下総利根大橋の方に向かいました。

すると看板に「この先有料道路」と。えっ、無料化されてなかったっけ?無料化されたのは新大利根橋だけだっけ?

地元なので調べもせずに無料だと思い込んでたんでプチパニックになって、念のため小銭入れを出してETCカードも一応入れて……。

実際に走ったら料金所は撤去されてました。

俺の記憶があってて看板が更新されてないだけでした。

 

ナビ任せで走って行くとなんだか見覚えがあるような地名がちらほらと。

この道初めて走ったような気がするんだけど、こっちの方来たことあったかなぁ。

ああ!猿島だ、猿島

若いころ、友人がレーシングカートを初めて、猿島のサーキットに来てました。俺はJAFのライセンスは持ってませんが、そこのコースではそういう人でもコースに出られたので何度も遊ばせてもらいました。

本当に得難い経験でした。

 

このあたりは鬼怒川と小貝川が流れてて微妙なアップダウンがあってなかなか楽しい道です。そんな道をいい感じで走って行くと、急に道がはっきりと登り始めます。

筑波山です。

 

先日ドライブに来て楽しい道だったなぁと。今度は一人で来てみました。あえて先日とは逆の方向に走ります。目的は修行です。下り坂の修行。

下り坂を走るにはまずは上らなければなりませんね。

天気も悪かったんで走り屋さんも見当たらず。マニュアルモードにして登り坂はすいすい走って行きます。

上の方まで行って道が下り初めて、ここからが修行です。

 

と思ったら……。濃霧……。

フォグランプつけて、そろりそろりと。

こりゃ修行じゃなくて罰ゲームだよ……。楽しくない……。

ゆっくり走ってるはずなのに一度やらかしました。

下り坂で自分の感覚ではオーバースピードでコーナーに突っ込んでしまった。

濃霧の夜という気象条件なので、ある意味逆に安心ではありました。対向車が来てないことが分かった。これだと対向車線にはみ出しちゃうなぁと。その先のガードレールまで行かないといいなぁと。

こういう時にブレーキを踏むのが下策だということはわかってます。コントロール失うからね。なんとかスピードが落ちるように、と。

あれ?普通に曲がれる……。アンダーすらでない。なんだこれ?変なの?

 

ほんと、その時、期せずして限界近くまで来ちゃったなぁと思ったんですよ。ぶつけたらどうしようってね。なのに車線をはみ出すことも無く普通に曲がっちゃいました。路面濡れてますよ。この車変。

オカルトだけど、曲がりたいっていうのを感じるんですよね。俺はもっと曲がれるぞーと車が言ってる。完全な錯覚なんだけど、自分がハンドルを操作するより前に車が曲がってくような感覚すらある。

繰り返しになるけどXVってすごいくるまだよ、まじで。インプレッサはきっともっとすごいんだろうなぁ。案外とFFの方がもっとすごかったりして。

 

走り屋さんが全くいない山下りを終えると帰り道。

行きとは違う道をナビが指定してくれたんで素直に従います。

帰りは芽吹大橋を渡って流山街道に戻ります。夜も更けてきたので渋滞皆無。のんびりと走って行きます。

湿気もすごくてさっぱりしたかったんで途中で温浴施設に立ち寄りました。24時間営業じゃないけどまだやってました。

例によって遠くて周りに車がいないところに停めて、大きいお風呂を堪能。なんなんだろうね。不思議。家のお風呂でも機能としては変わらないはずなんだけど気分転換の度合いが段違いだよね。

露天風呂に入ってると、すっかり暖まって外で語り合ってる若者たちがいました。アルファがベータがガンマがなどと言ってるので「おまえ〇〇大生だろう!」って言いたくなりましたが「〇〇大生ですが、なにか?」「〇〇大生ですが、なにか?」「〇〇大の教授だが、なにか?」女湯からも「〇〇大生ですが、なにか?」って言われそうな気がしたのでやめました。

なるほどここはそういう固定客もいるのかと納得。巨大駐車場はだてではない。

 

車に対する評価が変わることはありませんが、相変わらず山道でのポテンシャルがすごいことを確認しました。

初めて走った時、アイサイトツーリングアシストに感動した俺はいったいなんだったんだろう?あんなのこの車にとっては付け足しの機能でしかないですね。

車自体のポテンシャルが異様に高い。不必要なほど高い。変な気を起こすほど高い。

 

次の遠出はいつにしようか。夏休みが明けてからかなぁ。