スバル XV 1.6i-L EyeSight を選んだ理由

スバル XV 1.6i-L EyeSight (GT3 E型) 実際に所有しての長期レビュー 全体目次

スバル XV 1.6i-L EyeSight 購入するまで、そして市街地、高速、峠道、1000Km走った感想(見出し)

 

車の買い替えを考えるにあたり、そもそも論として乗っていた車に手とお金をかけて乗り続けるべきか買い替えるのかという葛藤がありました。

 

前の車には全く不満が無い状況でした。しかし、走行距離は全然だけど20年経って雪道を何度も運転してて下回りはかなりダメージを負ってるし、いつ何があってもおかしくないなと思っていました。実際いつも車検をしてくれてるところには、次回はこのままじゃ無理って言われてました。

修理や交換でしのぐという手もありますが、過去の例から行ってこういう場合一か所壊れるとドミノ倒しのように壊れていきます。そして最後は走行できなくなります。

すでにその兆候は見えてきていて、比較的安価にできる修理は何か所かしていました。

もう一つ、中年から老年に入ってきている自分の年齢というのがあります。マニュアル車でスキーに行ったりするのは苦になってないけれど、判断力が鈍ってきたら事故を起こす危険も高いよなぁと。

どのメーカーのどういう車を選ぶにしても、今は衝突軽減ブレーキとか車の周りを確認したり表示したりする機能とかがついています。

そういう機能に頼りっきりになる危険性はあるけれど、自分の目と感覚と経験だけに頼る年頃ではないんじゃないかと冷静になると思えてきます。

 

ただ、乗っている車はもう手に入らない車。ネットで中古車をみたりすると同じくらいの車がいいお値段で売ってます。(ただし俺が乗ってる車は買ってすぐにやらかした事故車なので値段は参考にならない)。それを見ちゃうと状態がいい同じ車に乗り換えるという選択肢を取るのは経済的に難しい。買ってから手がかかる可能性を否定できませんから。
悩みは深かったですが、結局車を買い替える方向で検討を始めました。

 

 

 

  • 俺にとっての車を選ぶ判断基準

用途

一番頻繁に使うのは買い物と外食です。東京都心に近いのに電車と徒歩、自転車だけだと微妙に不便という中途半端な土地柄なのでスーパーとかマツキヨとかに週一で車で行って買い物することが多いです。外食も歩いて行く範囲にはそんなに店がたくさんあるわけじゃないので車で駐車場がある店に行くこともけっこうあります。
そして、趣味にしてるスキー。これがあるから四駆がいいんですよね。運転がうまけりゃ四駆じゃなくていいんだけど下手なんでねぇ。できれば大人4人が板持って乗れる車がいいんですが、屋根上収納が使えれば箱は持ってるんで問題なし。屋根上収納に追加投資が必要でも問題はない。

走行距離は平均年間5000Kmを下回りますが、年に1回とか1000Km越えのドライブをすることがあります。そういう時には室内の快適性や積載力はもちろん、燃費じゃなくて航続距離が気になります。ガソリン最安値地帯の一角に住んでますから出先でガソリン入れる回数はなるべく減らしたいです。前の車の航続距離は高速で600Kmくらいだったんですが、下道だともう少し悪いし精神衛生にもよくないので1000Km越えの時は途中で2回入れることがほとんどでした。途中給油を1回に減らせるとずいぶん気持ち的にもお財布的にも楽だなぁと思ってました。
遠距離ドライブするときは山道を走ることもあります。その山道は舗装されていないこともあります。できればそういう道にも強い車がいいです。

狭い道も走ります。家の周りがすでに狭い。幅があんまり広い車はちょっと厳しいかな。

車の形は後ろが開くのが好き。不人気だったけれど形にほれ込んで5ドアのランサーを買って、後ろが開くことの便利さに慣れ切ってしまいました。5ドアセダンが良かったんだけど選択肢はないし、スキーに行くことが増えたんでワゴン型にしてもう久しいです。

それにしてもランサーはなんであれほど不人気だったんだろうねぇ。ダンピングかよ!って値段で売ってたもんな。今思ってもほんと不思議。GSRなんてばかっぱやだったのに。その時のディーラーのお兄さんが4点式を付けた本格的なGSRに乗っててディーラーから最寄り駅まで送ってもらったのを思い出しました。

 

車の値段について

ポリシーはあるんですがさすがに令和の時代に自分のポリシーを貫くことは不可能です。

俺の車を選ぶ基準として1馬力1万円っていうのがありました。

最初に新車で買った車の値札は130馬力で129万円。2代目に買った車はきっちりとは覚えてないけど230馬力で220万円台だったと思います。3代目はちょっとオーバーしちゃったけど全損食らった後でやさぐれてたからまぁいいかと。当時のフォレスターはモデルチェンジしても兄弟車で少し小さいインプレッサより少し安いという謎の値段付でした。

それを考えると今の車って高いですねぇ。いろいろ見積もらいましたがいやぁ、もうびっくりした。
1馬力2万円じゃおさまらないくらいで考えないとだめですね。1馬力3万円いってもおかしくないです。

値段に対するこだわりを押し通したら新車で買うという選択肢はあり得ないし状態よさげな中古車でもかなり難しいってことは少し調べればすぐにわかりました。

予算はあるけれど、値段に関する自分のこだわりは捨てることにしました。

 

  • スバルにした理由

 

他の人には全く参考にならない理由です。

初めて乗ったスバルの車、フォレスター(SF)がダンプにつぶされて全損食らったからです。
後になってみると大けがしたり運が悪ければ死んでもおかしくないなぁと思ったんだけど、乗っていた全員が軽いけがですんだんです。

今の車ってどのメーカーのどの車もちゃんとしてるってことはわかってるんです。そうじゃなきゃ売り物として出せない時代ですから。
わかってはいるんだけど、実際にもしかしたら車のおかげで命を救われたかもしれないという経験をするとね、そのメーカーの車が第一候補になって来ちゃいます。

他のメーカーの車にも試乗して、すぽっとはまればそれにすることもあり得たのですが、イマイチしっくりこなかった。結局当初予定通り第一候補だったスバルの車にしました。

好きな人には怒られそうですが、スバルの車って実質1車種でグレードが違うだけっていう印象があるんですよね。売りになってるAWDにしても水平対向エンジンにしてもSGPにしてもアイサイトにしても、評判がどうかはあれですが独自のCVTでも、こだわってるというよりついてる車ついてない車を用意する体力が無いという失礼な見方をしています。バリエーションつけてるのはOEMM車とトヨタがバックについてるBRZだけだという現状ですからね。
売れ筋を予想してその売れ筋の車だけを用意するという商売をしないと生きていけない規模のメーカーなんじゃないかなぁと。しかもその売れ筋は日本国内よりもアメリカを重視しなければならないという苦しさ。俺みたいなMT乗りは少数派ですから切り捨てられました。

軽自動車もリッターカーも作らなくなって久しいですもんね。ディーラーで売る商品としては無いと困るからかつてのライバルからOEM供給を受けて売ってますが、ショールームに行ってもOEM供給を受けている車を積極的に売ろうという感じではありませんでした。それは都市部だからかもしれません。軽トラが売れまくる地域ではまた違うのかも。
初めてスバルの車を買う前から「スバリスト」なる言葉があって、延々とスバルの車に乗り続けてきた人はいらっしゃるっていう事は知ってました。そういうもんかなぁと思ってました。その頃俺はスカイライン派だったので、いつかはスカイラインに乗りたいと思ってました。「いつかはクラウン」ならぬ「いつかはスカイライン」ね。思いがけなくすぐにスカイラインに乗ることになってうれしかったなぁ。今の基準で考えればポンコツだったけどね。すっごい車でした。

それはともかく、「スカイライン」や「クラウン」との横並びの概念として「レヴォーグ」、「レガシィ」、「インプレッサ」ではなく、「スバル」があるというのが現状ではないかと思っています。メーカー名が「スカイライン」や「クライン」というメーカー内のブランド名と横並びというイメージです。これもまた小規模メーカーの生き残り方なんじゃないですかね?それって昔の輸入車に似てるよな。ポルシェ買ったとかBMW買ったとかいうのが普通で、そのあと詳しい人だけが911系?とか5シリーズ?とか聞く感じ。
話をスバルに戻すと、もともと水平対向エンジンとかAWDとかこだわってるというブランドイメージがあるから、どの銘柄の車でも根幹は同じという作りをしても商売として成り立つという現象が起こってるんじゃないかなと思います。
だからこそフラッグシップをレガシィからレヴォーグって名前に変えてもそこそこうまくいったんじゃなかなぁと思います。
ユーザーが欲しかったのは「レガシィ」じゃなくて「スバル」だったってことですよ。「レヴォーグ」って名前でも問題なしだったんですね。

 

話は思いっきりそれましたが、結局またスバルにしました。

 

  • XV 1.6i-L EyeSight にした理由

1.なぜレヴォーグにしなかったのか?

予算。以上。終了。

試乗しちゃったんですよね。しなきゃよかったと。乗ってアクセル踏んだ瞬間思った。「ああ、俺、この車買うんだ」って。直感したね。他のメーカーの車でこうなるかもしれないなぁ、そうなったらスバルともさよならだなぁと思ってたのがそこにありました。
性能が高いとかそういうんじゃなくて、すっごくしっくりきたんですよ。

たまたま、試乗コースが俺が生活で走ることが多い道なんでどの程度の坂道でどの程度のコーナーがありどこに車や歩行者が飛び出してくる可能性がある交差点があるかっていうのを熟知していたのでとってもわかりやすかった。
当たり前ですが自分で操ってる感は今の車に比べれば希薄。んでも、繰り返しになりますがしっくり、しっくりきた。

あと百万積めば乗れる車だったんですけどね。
ディーラーのセールストークだと思って眉唾で聞いた方がいいとは思いますが、レヴォーグの競合車種って国産車じゃなくてアウディとか外車になると言ってました。値段を判断基準にして買う車じゃないっていう事が言いたいんだろうなと思います。
でもねぇ、実際乗っちゃうと確かにそうかも、って思う自分もいます。レヴォーグの世界観はすばらしかった。一緒に暮らしたいと思いましたね。まじで。年末ジャンボがあたってればなぁって痛切に思いました。

 

2.なぜフォレスターにしなかったのか?

予算、および、大きさ。
現状フォレスターに乗ってて名前だけ見ると素直な買い替えになるんですが、今のフォレスターは名前は同じだけど後継モデルではないと思ってます。でかい。諸元見る限り駐車場にはギリで入るけど今の俺にはいらない。
これまで乗ってた20年落ちフォレスターインプレッサとほとんど同じサイズのSUV(当時はクロスオーバーって言ってたかな?)でした。なので後継車種は実質的にはXVとなるんじゃないかと俺は思ってます。

 

3.なぜインプレッサにしなかったのか?

つまずいたから。

インプも試乗しました。実は今のインプレッサが出てテレビCMを見た瞬間「ああ、俺は今の車が突然壊れたらこの車買うんだ」って思ってたんですよ。見た目がすっごくしっくり来てた。「すべて」も買っちゃったもんな。XVのは買わなかったのに。
予算の関係でスバルにする場合は事実上インプかXVかの2択でした。両方試乗して、乗った感じはレヴォーグほどではなくてもしっくりきた。

メーカーの主張をうのみにするわけじゃないけど、スバルの車ってどれに乗っても視界が同じで、時代を経てもほとんど変わってないのが特徴だとは思ってます。今回の試乗に限ったことではありません。

北海道で急に大人の事情で夏休みを取らなきゃいけなくなったとき、MT指定でレンタカー借りたら運よくインプレッサがあてがわれたことがあります。
立体駐車場の中にある変なレンタカー屋だったんですが、立体駐車場をくるくる回って表に出るころにはなんかも自分の車と変わらんなぁという感じで運転していました。その前に借りた当時のヴィッツデミオではそうはならなかったです。
その時の感覚はMTとATとの違いっていうのじゃないです。車の大きさを掌握している感がすごかった。運転席から見える視界が自分の車と同じ。エンジンはたぶん1.5リットルでもしかしたらFFだったかも。自分が乗ってるEJ20ターボと比べるとだるくて流れが速い北海道で高速合流できるかなとか不安に思いましたが、一度スピードに乗れば自分の車をのように運転できました。

余談はそのくらいにして、インプの方がXVよりちょっとだけ安い。予算が厳しいのになんでインプにしなかったのか?それは試乗が終わって降りたときけつまづいたから。

車高が高い車に慣れていて、視界が同じで違う車に乗ってるっていう意識が希薄だったからだとは思うんですが、年を取ってくると足の運びが楽なほうがいいのかなぁと。
ちなみに、車検証とかに書いてある型式コードはインプレッサとXVは同じでした。
マーケティング上では別車種として売ってますが、XVはインプレッサのグレードの一つと言ってもいいんでしょうね。
実際には車高を上げるだけで足回りの味付けとかを微妙に変えなきゃならないし、今だとアイサイトの設定もあるだろうからメーカーは大変なんだろうなとは思います。

 

4.なぜ1.6i-L EyeSightにしたのか?

予算とポリシー。

安ければ安いほどありがたいんでe BOXERの方が高いっていう理由が一番。

もう一つは買える間はガソリンエンジンオンリーの車に乗ってたいなぁって。慣らし運転だーとかがんばらない限り、年間5000Kmに到達することはたぶんなくて、月に1回、下手したら3か月に1回程度しかガソリンを入れない使い方をしているから燃費がどうこうってあんまり気にならないし、バッテリーの交換廃棄コストとかを考えると本当にハイブリッドやEVが環境にやさしいのか疑問を持っているし。

本当はターボチャージャーついてる方が好きなんですが、XVには設定ないし、他の車に乗ってみても予算やフィーリングに合わなかったし、1.6NAっていうのは若いころに自分でも乗ってたし、当時「ボーイズレーサー」と揶揄されるちょっと粋がってるけどお金をあんまり持ってない子供の車っていうイメージもあって、若作りして乗ってみたいなぁっていうのもありました。有名どころではAE86がそれですね。自分が実際に乗ってた4G61とも全然違うんだろうなということはわかってます。今の時代のエンジンは高回転型じゃないもんね。そもそもMTじゃない時点で運転の感覚全然違うだろうし。まぁ年食って思い出に浸るのも悪くないでしょうということで。正直資金に余裕があったら違う選択もあったかもしれないとは思います。でも余裕があったらレヴォーグ買ってたな、たぶん。
1.6iではなく1.6i-L にしたのはパドルシフトっていうのは使ってみたかったからです。実際使ってみるとくそだなぁとか思っちゃうのかもしれないけれど使ってみないとあしざまにも言えません。

このご時世、世間様には怒られるかもしれないけどガソリンエンジン車にしました。もしかすると自分で買う最後のガソリンエンジン車になるかもしれません。

 

  • XVを買うことであきらめたこと

何の妥協もなく車を買うっていうのは何台も持つことにならないと無理だと思ってます。当然今回もあきらめたことがあります。

1.マニュアルトランスミッション

繰り返しになりますがこれはもう時代の流れで、MT車に乗るのは金持ちの道楽みたいになっちゃってますからね。年のせいで判断力が多分落ちてるとも思います。自分のうちで後ろをこすることも何度かあったし、障害物を検知するような安全装備はついてた方がいいなと。自分はともかく他者に迷惑をかける可能性も高まってますからね。スバルさんがまだ作ってたら…たぶんMT仕様を選んじゃってただろうな。

2.エンジンパワーとターボチャージャー(ひっくるめると加速)

上に書いたレンタカーで借りたインプレッサ、たぶん当時だと1.5のNAだったと思うんですが、拘束に合流するとき下のギアで思いっきり引っ張らないと感覚的に怖かったです。おそらく今度の車もそうなるはず。エンジンパワーは上積みされていても重さも上積みされてるから。
今は2LのターボMTですから、加速が必要な局面ではものすごく楽なんですが、それはそれでパワーが無い車を操るのも一つの楽しみと割り切ることにしました。

3.ルーフレール

つけようと思えばつけられたのですが、あきらめたというよりやめました。
屋根上収納が必要になるのは数年に1回レベルです。めったにしなかったけど洗車するとき邪魔だし、今の車だと音が出てるような気もしてねぇ。都内に行ったとき低めの立体駐車場に入れることもできるし。

 

  • つけなかったオプションつけたオプション

つけなかったもの

1.カーナビ

今どきカーナビ無しの車を買う人なんているんだぁと思われるかもしれません。車関係の動画でもカーナビ無しの車にはめったにお目にかかりません。俺はポリシーとしてつけませんでした。俺の使い方だと、大きな画面だったり細かい検索できたりっていう機能は求めてないです。

だいたいのルート概要、細かいところでの案内、最低限の渋滞情報、通行止め情報、それがあればいい。

そもそも俺はカーナビのルート案内を信じてません。家に帰るのに国道6号線の信号のない交差点を右折しろって言われたあの時から……。たとえ法的にはOKだったとしても命ってとても大切です。

極めて少数派だとは思うんだけど、俺がカーナビに求めているのは渋滞情報の表示と自分の現在位置の表示です。細かい道案内じゃないんです。今風にいうとナビの道案内はセカンドオピニオンってやつです。参考にはする。しかし従うかはわかりません。スマホナビで電波が届かないところで自分の位置がわからなかったらどうするんだという意見はあるでしょうが、そういうところは道の数も非常に少ないのでそこまで神経質になる必要はないです。位置が重要になるのは始めて行った街中で、特に碁盤の目みたいなところでどこを曲がるかを知ること。

それに加えて渋滞は嫌いだからわかってたらわざわざ突っ込みたくないし、目的地までだいたい何分何時間かかるかっていうのを距離、制限速度と渋滞情報でおおよそ教えてくれるとうれしいなと。

前につけてたカーナビは20年くらい車3台付け替えて使ってて何年か前に壊れました。壊れて後はスマホナビと紙の地図の併用で何の不便もありませんでした。スマホナビは地図の更新無料で早いし。電池の減りが速いのは困りますが、今の車はUSBがついてますからナビを使いながら充電もできちゃいます。前の車でもシガーソケットからUSB電源取ってました配線でぐちゃぐちゃになってたんですよね。
ただ、もし元気に動く間に車を手放すと下取り価格には影響がでるかもしれないですね。そりゃそうだ。20万くらい安く買ってるわけだからね。当然。

2.外見のドレスアップ部品全般

一切つけなかった。ディーラーでも「えっ」て言われたけどウインドウの上のひさしもつけなかった。料金所で窓を開ける機会が減ったんでいらない。泥除けも使い方から考えると心理的に欲しくなるけれど洗うのが面倒になっただけだったんで今回はつけませんでした。

3.内装のドレスアップ部品

当然無し。つけたものは機能が欲しいものだけ。トランクやドアのステップガード?(正式名称調べる気が無い)も今回はつけませんでした。前の車であんまり恩恵を感じなかった装備は割愛しました。

4.トノカバー

あればあったでいいんですが、使わない時果てしなく邪魔なんですよね。フォレスターはトランク内に格納場所が用意されていたんですがそれでも邪魔。そういえば全損食らった前の前のフォレスターのトノカバーが物置から発掘されました。思い出に取っておくか。

5.サンルーフ

前の車でつけてみたんですが完全に俺にはいらない装備でした。後ろに人を乗せることが少ないしそういう時って単なる移動手段的な使い方だから別に無くてもいいんですよね。

そもそもXVってサンルーフの設定ないんじゃないか?あー、やっぱりないね。屋根が空くと剛性に影響出るからなのか需要が無いからなのか。

6.パワーシート

手で動かす方が好き。シートヒーターが付かなくなるけど、冬の夜、山道を運転する局面でも運転しているうちに暑くなるから別に無くてもいいし。

昭和の時代から車に乗ってるんで「パワー」とか「オート」とかいう名前がついてる装備は壊れやすいような気がしてます。

 

つけたもの

1.フロアトレイ

カーペットじゃなくてトレイにしました。初めての試みです。泥だらけの靴で乗ることもあるんでカーペットだとどうにもならなくなるんですよ。掃除するのに表に出そうとしただけで本体側も汚れてそれ以降もうどうでもよくなるというw
実際使ってみるといらない装備だったとかカーペットの方が便利だったってなるかもしれませんが試してみたかった。

2.全天候型カーゴマット

こっちは逆にトレイをやめてマットにしました。これも初めての試みだけど試してみたかった。トレイってね、スペアタイヤが格納されているサブトランクへのアクセスが悪くなるんですよ。そういう時は外しておけばいいと思うんですがそうするとしまう場所が無くて。マットならくるくる丸めて保管できるんじゃないかなぁと思ってますがさてどうでしょうか?掃除のしやすさは間違いなくトレイなんですけど。
使い勝手がどうなるか楽しみです。使ってみたら失敗だったはあり得る話。

3.下回り錆止め

装備じゃないですけど。
これねぇ。部材の値段見るととてもやってられないお値段なんだけど、車を持ち上げて作業をする手配とか手間を考えると自分でやるのは現実的じゃないなぁって思ってね。いちおう頼めば上げてくれるところはあるんですけどめんどくさいし少なくともずぼらな俺が自分でやるよりは漏れやミスなくやってくれる確率高いと思ってます。

4.アイサイトVer3全部入り

これを付けるといろいろついてきてめっちゃ高くなるけどつけました。やっぱり年とともに注意力判断力は鈍ってくるわけで、装備でカバーできるところはカバーしておいて損はないかなと。それ以上に他の人に迷惑をかけることが減るかなと。

5.キーレスアクセス

アイサイト全部入りにもれなくついてきちゃいます。前の車ではリモコンのついた鍵をなくしちゃって物理的に鍵を開けてる状態なのであまりの文明開化についていけないかもしれません。

6.カーオーディオ

ナビはつけないでラジオとAUX Inがあるオーディオを付けました。前の車は最後の数年ナビだけじゃなくてオーディオ系統も完全にいっちゃっててロードノイズとエンジン音がBGMっていうストイックな状態でした。たぶんスピーカーの配線がいっちゃったんじゃないかって想像してます。さすがにつけた。ラジオくらい聞きたい。要所要所で交通情報も流れますしね。

7.クリアビューパック

XVで3台目になりますがスバル車を買ってこれをつけなかったことはないな。遊びに行くのももちろんだけれど親族も寒い地方に住んでる人が多くてついてるとついてないとでは安心感が違います。アイサイト全部入りを選ぶとついてくるし。

8.ステアリング連動とかするライト

これもアイサイト全部入りとセットオプションだった。もしセットじゃなかったら落としてたかもしれません。

 

前の車からの持ち越し

1.三角板

たぶんこれは30年物。最初に車買ったとき以来買ってないんじゃないかなぁ。使ったことは1回ある。首都高でタイミングベルトが切れたとき。

2.十字レンチ

あると便利とっても便利。それでも便利。夏タイヤ冬タイヤの交換を自分でやってたんで車には積んでないけどタイヤ交換用のトルクレンチも一応持ってます。

もう使うことはなさそうな気がしますけどw

3.チェーンバンド

チェーンがないのにバンドだけがある謎。これも数十年物だろうし今度の車にはサイズが合わないような気もするけど持ち越しました。

4.ジェットバッグとスキーキャリア

屋根上収納。頻繁に大人数でスキーとかに行くことになるなら追加でキャリアベースを買うことも考えてます。

5.ブースターケーブル

おっかしいなぁ。あると思ったんだけどなぁ。前の前の車が全損くらったとき回収し忘れてそのままだったかもしれないです。
結局使うことはないけど何となく持ってたってだけなんですよね。
と思ったらきったねービニール袋の中にとぐろを巻いて入ってました。よかったよかった。安心感が違う。

今後買おうと思ってるもの

今は特にないかな。ジャンプスターターも持ってるし最低限の追加工具もあるし。傘入れはあると便利かもしれないな。100均で買えるものを流用できるか考えようかな。前の車ではドアと席の間に突っ込んでおいたんですがあんまり気持ちのいい置き方ではない。

 

 

そんなこんなであきらめもありながらXVを買うことにして契約意思を表明しました。ちょっと前なら「ハンコをついた」って表現になるんだろうけれど今はハンコなしだからね。

値引きは全然大したことなかったです。上客かもしれません。そういうことにしておいてください。納車までの予定期間は1か月半程度。EJ20とMTとの最後の日々を楽しみつつ納車を待ちました。