地下鉄の駅間停止

trafficnews.jp

 

地下鉄の駅間停止は乗客にものすごいストレスを与えます。歩いての移動となると安全確保だけでもかなり大変でしょう。頻度は少ないけれど事業者として避けたいのはよくわかります。

 

 

ずっと地下鉄で通学通勤をしていましたが、長時間の駅間停止は1回しか記憶にありません。

停電ではなく人身事故でした。

地下鉄に限らず他の鉄道でも、なるべく駅間に停止しないように配慮をしていますが、朝ラッシュではそんなことも言ってられず乗降客の多い駅の到着前には前の電車に追いつくのが普通です。

千代田線の場合、駅間走行時間より電車の間隔が短い北千住町屋間があるのでもうどうにもならないですけど。

俺がはまったのは町屋西日暮里間でした。

前の電車が西日暮里で人身事故になって緊急停止。しばらく止まった後、係員が満員の車両を人の間を縫って、たしか前から後ろに巡回。

その後しばらくたって、電車を降りて駅まで移動するというアナウンスが入り、駅に近いところまで動かすということで、とろとろとろとろ前進開始。

それが止まると、降ろす準備を始めたという放送が入り、その後しばらくして前の電車が動いたから駅まで動かすという放送が入って、そこからまたしばらくして本当に電車が動いて西日暮里駅に到着しました。

扉が開くなりダッシュする人が多数。当時はまだ携帯電話が普及してなかったので社畜たちが電話に殺到していました。俺はもうあきらめててトイレに行きたいわけでもなかったのでいつもより空いた電車の中でまったりしてました。普段でも西日暮里を過ぎれば少しは人間らしい扱いをされる状態になりますがその時は他の人と触れ合わないレベルまで空いたような気がするなぁ。

 

停電になってもバッテリーで移動できるようになると精神的には相当楽になりますね。