見るスポーツとしてのカーリングが面白い理由

今NHKBSでやってるじゃないですか。毎日夜にやってるじゃないですか。見てると面白いんですよ。約3時間くらいかかるんですが飯食ったり風呂入ったりしながら見ちゃってます。

面白いなぁと思いながら思ったことがあるので今のところ今日2本の記事を書く予定です。

1本目は、なんで見るスポーツとして面白いのかって話。2本目はそこから発展させた妄想記事です。

 

カーリングって体力的にもきついけど布石とかもあり頭脳スポーツという面もあります。でもね、やってて、じゃなくて見てて面白いと思えるポイントはそこじゃないと思うんですよね。

俺は3つのポイントがあると思います。

 

 

1.逆転が多い。というか逆転をするのが前提となっているルール。

カーリングって後攻有利なルールじゃないですか。最後に真ん中から一番近いところに石を置いた方がそのエンドは「勝ち」。後攻としては1個置くのは当たり前だから2個3個と置きたいと思って組み立てて、先攻は自分たちが点を取れたらそりゃうれしいけれど、最終エンドで勝負が決まるっていう場合じゃ無ければ相手に1点取られても全然OKっていうルールです。

基本的に毎回逆転で点が入るのが前提のゲームなんですよね。

そして、最後の石がものすごくうまくいったり、逆にミスをしたりするとそれまでの情勢ががらっとひっくりかえることもある。

最後の石が止まるまでは安心できないっていうのは見ている方としては面白いです。

 

2.コンシードという習慣。

案外とこれも見ている方としては面白い理由なのかなぁと思いますね。10エンド通しての勝負が事実上決した状態で石を投げあうということが無い。握手して気持ちよく、負けた方が本当は気持ちよくないのかもしれないけれど少なくとも外見上は気持ちよく終了。

退屈な消化試合を見せられることが無いという意味で面白さをアップさせているんじゃないかと思います。

 

3.「運」という要素の介在

やってる方としてはたまらないだろうけど、知力体力をつくして完璧に石を投げても、目に見えないようなほこりとか氷の加減でそれが崩れることもあるじゃないですか。

見ている方としては面白いですよねぇ。くどいですが、やってるほうはたまらないでしょうけど。

 

競技をやっている人や目が肥えたファンからしたらなんじゃこりゃと思うような要素ばっかり上げたかもしれませんが、何か他のことをしながらテレビ中継を流してみたりするのには最高のスポーツの一つかもしれません。