緊張感が無かった緊急事態宣言下の東京都内

あくまでも俺が見たことや、俺が信用に値すると判断した情報を基にした感想です。

これを読んでどう思うかは読んだ人次第。同意しても同意しなくても信用しても信用しなくてもいい。

 

 

2回目の緊急事態宣言が出て初めての出勤当番でした。今の職場は原則在宅勤務になってて、緊急事態宣言を受けて出勤率をさらに下げることになったのですが、物理的な作業がある場合は当然出社しなければならず。

 

朝の電車は程よく空いてました。座れはしないけれど触れあうことはないくらい。

職場への行き来や昼休みに日本を代表する観光地の近くの今はさびれたという話はあるけれど自転車や徒歩でやってくる地元の人たちでそれなりに賑わってる繁華街を通るんですよ。もう固有名詞を出してないのが意味無いくらい簡単に特定できるなw

年が明けてからはかなり人が増えたなぁと感じています。

先週はなぜか制服姿の学生さんが多くて、修学旅行ってわけじゃないから多分地元の子供たちなんだろうなぁと思いながら見ていました。

今日も買い物をする人たちがたくさんでていました。店が早く締まるから買い物時間が早まってるという見方もできますが、繁華街のくせに店が閉まるのが異様に早い地域なんでただ単に人が多いだけなのかなぁとも思いましたね。

夜の電車も結構人が多かったです。みんな早く帰るから早い時間帯の電車が混んでるってことになってるのかとも思いましたが、途中でサクッと座れて空席ありになったってことはやっぱりすいてはいるんだなぁと思いました。

 

どうも今回の緊急事態宣言は効いてないように思えます。

通勤電車の混雑はそれぞれの会社の方針や業務内容に負うところが多く、前回の出社制限の対応で不備が出て今回はできないという判断もするところがあるからこんなもんかなと思ってます。

繁華街の人出の方は抑えようと思えば抑えられるはずなのでそっちを判断基準にしてそういう感想を持っています。

不思議なのは各社の世論調査では「宣言を出すの遅すぎ」という意見が多いのに、実際には宣言が出ても人手が減ってないというギャップがあることです。

「宣言を出すの遅すぎ」と思っているのに自分は外に出ちゃう人がいるかいないかはわからないので、いないと仮定してみると、少数派である「宣言を出す必要がない」と考えている人だけでこの程度の人出になるということなのかもしれません。都内でも特殊なところだし。

 

俺は引きこもり体質なのであんまりよくわかんないんだけど、世の中には「外に出ると死んじゃうぞ」と言われても「外に出ないと死んじゃう」と思う人が結構いるんじゃないでしょうか?

人とのコミュニケーションが取れないとコロナに感染しなくても別の理由で死んじゃうとまで思い詰める人もいてもおかしくない。コミュニケーションが苦手であんまり好きでもない俺だって出社して今まで挨拶をする程度だった人と世間話をしちゃうくらいだからね。コミュニケーションをしないとつらいっていう人にとってはコロナに感染するリスクより人に会えないことによるストレスリスクの方が高いということなのかなと思ったりしています。

 

しかし世の中では深刻な状態などと言われています。

実効性を持たせるにはどうすればいいか。

一つ思いつくのは最初の緊急事態宣言の時のようにテレビの、特に報道・情報番組を質を落としてでも特別シフトで感染リスクを避ける形で放送することかなと思ってます。

緊急事態宣言について街頭インタビューをしてるようじゃ見ている方は危機感感じないんだよね。

 

これからも出勤することもあるし人の少ない時間帯を狙うとはいっても日常の買い物はするわけなんで俺だって感染するかもしれないなぁと思っていますが、そればっかりは自分一人でコントロールできるわけでもなく運が悪けりゃ、ってことだと思ってます。

そういうお年頃なんでこの騒ぎの中別の病気になるっていうことだってあるだろうし。

そういえば去年の緊急事態宣言直前に全然関係ない手術を受けたんだったな。タイミングよかったなぁ。