なぜか繰り返される「東京は雪に弱い」言説
んなこたない、って俺は思うんですけどね。
普段雪が降らない振らないこれだけ人が集まってるところにしてはかなり頑張ってると思います。
新潟で2時間ふきっ晒しのバス停でバスを待った経験をするとつくづくそう思う。
交通機関って基本的に雪に弱いんですよ。上越新幹線北陸新幹線が化け物なだけ。雪が降っても止めないために相当なコストをかけてるだけです。
雪に対する設備も大きいけれど一番大きいのはトンネルでしょうね。地下には雪は降らない。そこまでやる理由は毎年必ず雪が降ることがわかっているから。
首都高とかはすぐに止まるけど、関越道が雪が降っても動いてる理由は毎年のことだから除雪体制がしっかりしているからで、それも度が過ぎれば昨年末のような状態になるわけなんで。
前に札幌の仕事の時に冬場に行くことになって、まず最初にしたのは現地で靴を買うことでした。雪用の靴のバリエーションがすごいことになっててびっくりしましたよ。東京でも売ってれば買うんだけどなぁって思ったけど、東京だと在庫しても売れないんだよね。
また札幌いきたいなぁ。そんで雪靴買いたいなぁ。
札幌も地下道が発達していて地下鉄が地上を走るところも屋根に覆われています。で、外を走るJRはどうかというと普通に遅れます。北海道の電車は雪ごときで遅れないと勝手に思っていたんですがそんなことはなくて普通に遅れます。
高をくくっていたら帰りの飛行機に乗れなくなりそうになりました。
高速バスも普通に遅れます。電車も車も利用者の絶対数が少ないから影響が少ないだけで混乱します。
で、その前に経験した新潟の仕事の時には前述したようにバスが来ないバス停で2時間も待つという経験をしました。もう耐えられないくらい遅れます。俺はまだ着たバスに乗れたからよかったんだけどそういう状態なんで途中で超満員。やっとバスが来たと思ったら運転手さんから乗れないから次のバスでって言われた人の気持ちはどうなんだろうと思いましたが案外とそれが日常なのかもしれません。
俺が働いてた職場ではシーズンに何日か交通困難で遅刻や欠勤するのが織り込み済みになっているという話を聞きました。毎年のことだからそういうルールができちゃってます。
なので、東京は雪に弱いというのは雪国のことを知らない人の戯言だと俺は思っています。