ひきこもり支援がぴんと来ない

原則在宅勤務になって余った時間のほとんどを睡眠に振り向けていますが、それでも毎日出社しているときに比べるとテレビを見ている時間が増えたなぁとは思ってます。

そのテレビで、今NHKでひきこもりに関する情報を集中して取り上げています。

俺はもうどうしょうもないひきこもり体質で、会社辞めてぶらぶらしてた時は実際ひきこもりを自認していたのに飲みに行ったりドライブには行ったりするもんだから「自称アクティブなひきこもり」をやってたんですが、なんかねぇ。人それぞれで俺が例外的なんだろうなぁとは思うけれど、なんか違うんじゃないかなぁって思うんですよね。

 

 

俺はね、できればひきこもっていたいんです。持って生まれた性格なのか生活環境がそうさせたのかはわからないけれど、人とのつながりを心強いとは思わずわずらわしいと感じることが多いんですよね。

コミュニケーションも苦手だし。

そんななのにどうして今は引きこもっていないのかというと、とても簡単な話で、お金がない、死んじゃう、それだけの話。

そしてお金が無くなって死んじゃいそうなのに死ななかった理由も簡単で、偶然たまたま手に職を付けてたからです。

バブルの頃、いくらでも働き口がある時にたまたま選んだ業界のたまたま選んだ職種が自分に合ってたので、最初の会社を辞めるころにはつたないながらも経験者を自称できる程度にはなってました。そしてその仕事はありがたいことに今でも需要は高くて、なんで高いかっていうと給料が安い割にきついからなり手がいないからだと思うんですけど、それでもつつましく食ってくには十分なお金は手に入ってしまうわけです。

 

そんなタイプの引きこもりもいると思うんだよなぁ。だから、生活支援とか人とのつながりを築くとか、そういうのも大事なんだろうけど、職業訓練っていうのも対策としてあると思うんですよね。

年齢は若い方がもちろんいいんだろうけど、年くってても向いてる職業なら飲み込み早くて、全体的に手に職系の職業ってずっともう人出不足が続いてるから食っていけるんじゃないかなぁって思えるんですよ。

それを一般企業がやるのは無理があると思ってて、なぜなら向いてるかどうかはやってみないとわからないですからね、本人が好きでも決定的に向いてないこともあるだろうし逆もあるだろうから、それにいつまで働けるかわからない人に金を使うって私企業じゃ厳しいでしょうし、そもそもいろいろとメニューを用意しなきゃいけないだろうからねぇ。公的な支援が必要なんじゃないかなって思います。

 

自分も含めて、自分の周りには一つの会社に勤めあげてっていう人がほとんどいなくて、会社を渡り歩いたり会社に所属した経験すらなかったりみたいなテンプレ通りではない人生を送っているんで、どうも一般的にこう言われてるみたいなのは受け入れづらいものが多いんですよね。

困ったもんだ。