都内を出発した電車が最初に出会う田園風景
いろいろな指標で世界最大の都市という位置づけもされる東京。
俺が子供のころに比べてもその範囲はかなり広がっているように思えてなりません。
ごみごみした下町に住んでいた小学生の頃、国鉄に乗っても私鉄に乗ってもある程度走ると車窓に田園風景がひろがって「遠くに来たなぁ」と実感できたのですが、今ではそういうのを実感できるところが感覚的には都心から倍くらい遠いところになっているように思えます。
河川敷や公園以外で都心を離れて最初に田園、森林っぽい風景に出会うのはどこなのかまとめてみました。
・京急
横浜や横須賀は斜面林が多いので正直よくわからんのですが田浦あたりで少し景色が変わるように思えます。
京急と同じく斜面林が多いのですが、保土ヶ谷と東戸塚の間にあるトンネルのところは一区切り感がします。ここについては俺が子供の頃と変わらないですね。ここを過ぎると家から遠くに来たなぁと実感していました。
なし。全線都市化された地域を走っています。
市ヶ尾。田園というよりインターチェンジですが。初めて乗ったときは溝の口を過ぎると田園風景でそのあとのったら今のあざみ野のところで初めて田園風景で、そこに駅ができてここが初めてになったという印象を持っています。
鶴間と大和の間に一区切りがあるんですかね。子供の頃は新百合ヶ丘が境目かなぁと思っていました。
海老名。ここって不思議な都市計画してますよね。駅近くを開発しないように制御しているように思えます。
記憶だけで黒川って書こうとしたら開発されてました。
稲城。
ここも都市計画による制御でしょう。
・京王本線
田園地帯等ほど大規模じゃないですが、調布を過ぎると沿線に畑が見え隠れするんですね。ちょっと意外。
・中央線
豊田。車両基地のあたりにまだまとまった耕地が残ってます。
・五日市線
東秋留の先。これはわかりやすい。都市計画で制御してるんだろうな。
・青梅線
これ、めちゃくちゃ意外でした。もっと近くかと思ってたんですが、まとまった農地が沿線になくて青梅で取り付く山岳地帯がはじめてなのではないかと。
・八高線(八王子拝島口)
なんだかとってもめんどくさいことになってしまった。
八王子から見ると北八王子小宮間、拝島から南側は駅を出て割とすぐ、拝島から北は箱根ヶ崎の先ですね。
田無の先にも農地がありますがまとまっているのは花小金井の先かなぁ。
子供の頃は練馬区内から農地が広がっていましたが今は保谷より先でそれもちょびっとです。
朝霞台手前ですね。和光市のところにも農地はありますがこっちの方がまとまってる感がすごいです。
・埼京線
・・・俺のイメージでは何もないところを走っていたのですがほぼ全線都市化されてますね。
・川越線
これはわかりやすい。 荒川手前にも農地はありますがあれって河川敷なんじゃないかと。
・高崎線
桶川を過ぎたところでようやく少し雰囲気が変わるんですかね。
さすが元中山道沿い。開発が進んでます。
・東北線
東大宮蓮田間の綾瀬川沿い低湿地。綾瀬川なんですねぇ。感慨深い。
北春日部。東武線は日光街道沿いということもあって都市化が進んでいるんですかね?
八潮。最近開業した路線らしく近いです。
・常磐線
田園地帯というより「結界」という感じです。都内から松戸に引っ越してすぐに「東京に出る」という表現をするようになったんですが、たぶんすんなりそういう言葉が出た理由はここにあるんじゃないかと思います。
「東京を離れるんだな」「東京に行くんだな」という感覚が強くなるんですよね。
・北総線
都市計画でこうなってます。
津田沼の先に農地が広がります。
・京葉線
埋立地なのでなし。
調べてみると一番最近できたつくばエクスプレスが一番近いですね。今後開発は進むでしょうが中川沿いの低湿地は当分は残るんじゃないかと思います。