東京二十三区内に残る大工場
先日某所にずーっとあった乳業メーカーの工場がついに移転するという話を聞きました。
俺が仕事を始めてからも、都内の工場の隣にあるプレハブ小屋チックなコンピュータルームで重厚長大産業のシステムを作るお仕事っていうのもありましたが、その工場も移転して久しいです。
都内の大工場ってもうたぶん絶滅寸前で、残っているところも地元やその企業では移転が取りざたされているのかなぁとも思いますが、そういう計画があるのかないのかまったく調べないでGoogle Mapで見繕ってみるという暇つぶしをしてみます。
公共の工場、たとえば清掃工場とか下水処理場は除きますね。それ以外でまとまった土地を使っている工場にしてみます。あと、京浜島みたいに埋め立て地で工場をまとめたところはそこから移転という話にはならないのではずします。
北区の印刷工場街
王子っていう名前から想像できるようにもともと紙産業が地場産業ですし、新聞の印刷だとコストがかかっても需要があるところにというのはあるのかもしれないですが、新聞も含めた印刷物自体がこの先どうなるかっていうのもあるからそのうちこの土地を何に使うかっていう話にもなるのかもしれません。
最寄り駅が荒川車庫前っていうのは開発しづらいな。
同じ隅田川沿いで大昔町屋というか尾久の旭電化の工場が移転しましたけど公園と学校になりましたからねぇ。
篠崎の紙関係?工場
ここってディズニーランドのところの埋め立てをするしないにも関わってた歴史ある工場だったんじゃないかな?
ここも土地は広いけど駅からは遠いです。まぁ今残っているところはそういうところばっかりなんだろうな。
行徳駅のところから東京に抜ける橋が架かるとかいう話になれば一気に再開発という話になったりするかもしれないですけど。
妙見島
大工場じゃないけど島全体がいろいろな工場の集合体ってことで。
ここは移転することはないんだろうなぁ。
北区の印刷工場その2と特殊鋼?
すごいな北区は。
これも隅田川沿いですね。
ここは駅と駅の間だけど北本通りの下には南北線も走ってます。地下鉄なんで液を作るとかいう話にはならないでしょうが。
環七から近いので車でのアクセスは良好。ただ混むんだろうな。
舟渡の工場街
荒川放水路建設で取り残されたところにいろいろと作ってる。ここはいかにも工業地帯っていう感じですね。
その対岸
ここもいかにもっていう感じのところでですね。
志村の印刷工場
駅からも近く通勤が楽そうです。
印刷工場だから都内にある意味があるんだろうな。
小台の工場
都電の小台電停から小台橋を渡ったところです。
小ぢんまりとしてはいますがまとまってはいる
まだ探したりないだけかもしれないですが、びっくりするくらい少ないですね。
「東京工場」が実際に東京都区内になる企業っていうのはもう絶滅寸前なのかもしれません。
ちなみにこの記事を書こうと思ったきっかけは、いつも車で近くを通っている墨田区のJT工場だったんですが、調べたら工場じゃなかったので対象外でした。
研究所や本社なども含めると平井とか丸子にも広大な敷地がありますがそれはまた別の話ということにします。