あと一歩という残念な鉄道記事
タイトルを見て「ああ、あのネタね」と思って最後のページに至る直前に確信したのですがその大事なことが書いていないというとても残念な記事でした。
大事っていうのは趣味として大事ってことですが。
最初に見たラインカラーは当然緑の千代田線で、家に大手町から北千住までのとっても短くて地味な路線図が貼ってありましたがそのラインも緑でした。
当時は東西線と千代田線両方で5000系が使われていましたが同じ車両だけどラインカラーが違うのでずいぶん雰囲気が違いました。東西線は確か当時7両で、千代田線は5両から始まり5+5になってそのうち主力が6000系に移って5000系は北綾瀬支線だけで生き残りその北綾瀬支線にその後東西線から05系が移籍してきてなどというこのネタには全く関係ないどうでもないことをつらつらと思いついてみたり。
本題をいうとですね、大手町駅がラインカラーの発祥という見出しを見て当然あのネタに話を振ると思ったんですよ。
青山一丁目、永田町、半蔵門。ゆるゆる延伸してきた半蔵門線が三越前まで開通したときに半蔵門線にも大手町駅ができました。
ちょうど俺の動線にも入っていて心のふるさとの一つ神保町も通る路線なので千代田線以外の中では割と頻繁に使っていました。
千代田線からエスカレーターや階段を降りてホームに着くと壁面のデザインが特徴的なんですよね。
その当時駅の壁面に凝った意匠を施すのが流行ってて、半蔵門線の直通先である新玉川線は駅ごとに色を変えるとかやってましたし、大手町の隣の半蔵門線神保町駅の壁面は本が積み重なったデザインになっていました。
大手町駅の壁面はどうなっているかというと……
モザイク
いろいろな色のタイルが使われているモザイク。
そのモザイクの色が場所によって少しずつ変わっている。
モザイクに使われているのは4色。
赤、水色、緑、青。
つまりはラインカラーなんですよね。
そしてそのラインへの乗り換えに一番便利な階段やエスカレーターなどのところはモザイクはそのラインカラー一色になっていて距離に応じて色の比率が変わるということになっていました。
改装でそのデザインはなくなってしまったように記憶していますが、いやね日常的に使っていると逆に記憶があやふやだったりするのよ、この記事の〆はそのネタに違いないと確信して読んでいただけにとても残念でした。