人それぞれ違う「あの地震」

もう25年なんですね。

あのときやってた仕事がいいか悪いかはともかくその後の人生を決定づけたってのもあるし感慨深いですが俺にとっての「あの地震」は25年前のじゃなくてもっと最近のやつです。

去年書いたことの蒸し返しだけど、今から25年前っていうのと、俺が生まれる25年前ってのを比較するとそれでもやっぱり全然平穏な時代です。

俺が生まれる25年前には日本は戦争をしていたわけですから。もしそのさらにもう少し前に生まれていたら庶民なので当たり前のように軍国教育を受けたとえいやいやでも戦争にも行かされてそれが当たり前のことだと思っていたんだろうなぁと思います。

そう考えると25年という歳月は決して短くはないです。

 

多くの場所が25年前と同じような規模の地震に見舞われる可能性がある世界規模で見れば珍しいのかもしれないけれど日本にとってはポピュラーな規模で、それがたまたま大都市直下だったから他の地震よりも多くの人的物的被害が出ただけだってことはここ数年発生した地震を見てもよくわかります。

神戸以上に人口が密集する大都市で昼間に25年前程度規模の地震がおきれば、インフラ整備が進んだとはいえ同程度あるいはそれ以上の被害が起こる可能性があるということは覚悟しておかなきゃならないです。