ラグビーであの興奮はもう2度と味わうことができないってことがよくわかった

今日からラグビーワールドカップ

ラグビーが好きな友人はチケットを手に入れて生で何試合か見るそうですが俺はテレビ観戦です。生で見た方が断然おもしろいってことはわかっていますがそこまでのファンじゃないし。

大学時代に何度か見に行きました。

当時はそうで今も多分そうだろうけどラグビーと野球は学校同士の対抗戦の色彩が強く、スポーツそのものを楽しむという要素もあったけれど勝つか負けるかが一番の興味でした。

そんな感じでも実際に見るとルールを覚え、生で見るとどうやって試合が進んでいくのかもわかって楽しんでました。

 

ワールドカップの話に戻ります。

初戦で日本はなんとか勝ちきりました。最初はどうなることかと思いましたよ。

友人には「ラグビーっていうのは番狂わせがおこりづらい球技」って言われてて、実際結果を見ると番狂わせ、今風にかこよくいうとジャイアントキリングってめったに起こってないんですよね。学生時代は毎年勝つか負けるかどきどきしてましたが、それは学生スポーツの特性である毎年メンバーが替わってチーム力が変わるというところに負ってたんじゃないかと思いました。

初戦の話でいうと日本はロシアに勝つのが順当だったからもしロシアが日本に勝ったら番狂わせでした。最終的にはああいう結果になり、ホームということも合わせればとても順当な結果でした。

次戦はランキング1位のアイルランドで、ホームの力があってもかなり勝つのは厳しい試合です。それでもやっぱり期待をしてしまいます。

 

期待しちゃうんですよ。それが今までとは全然違う。

 

前回のワールドカップ、たまたまなんだけど録画してた試合を結果を知らない状態で見ていました。あの試合です。

ほかのことをしながらぼーっと見てて、いやーめっちゃがんばってるなぁ。前半互角だよ、予想外だよ。後半も持ちこたえたらすごいんだけど無理だよなぁなどと選手関係者が聞いたら怒り出すようなことを思いながら見てて、見ているうちにほかのことが手につかなくなり、なるほど、こういう結末か、結果はともかくよくがんばった!と思ったらなんとまぁあんな結末が待っていて。

おそらく球技で日本対南アフリカ戦のあの興奮を味わうことはもう2度とないんじゃないかと思います。

それほど衝撃的でした。

それから4年。どのチームとやってももしかしたら勝つんじゃないかと思って見てしまっています。だからもう2度とあの興奮を味わうことはできません。