読書感想文 畑 健二郎著 「トニカクカワイイ」 ラストはこんな感じかなぁ

ハヤテの時みたいに毎週公開感想を書くようなことはしてないですが、相変わらずサンデーは買い続けてますし見かけたら単行本も買ってます。

この作品の単行本は一般書店ではなかなか手に入りづらい代物でして立ち回り先で漫画コーナーを見て「ここは無いか」「ここもだめか」という感じで下手すると1ヶ月くらい経つこともあったりします。

単行本の感想もここにも元のところにも書いていませんが正直言って感想を書きようがない漫画です。

この連載が始まったとき「もしこのまんががただひたすらいちゃいちゃするだけだったらすごいなぁ。絶対そんなことはなくていろいろ事件とかすれ違いが起きるんだろうけど」と思ってたのですが、そのすごいことがずっと続いています。

畑健二郎さんは攻める漫画家だと思ってますがこういうことを本当にやってしかもそこそこ読者がついてくるというのはさすがに想像することができませんでした。

いやいや、可能性には思い至ったんだけどそんなことをするのは正気の沙汰じゃないと思っていたし、仮にやっても人気は出ないし俺もおもしろいと感じないんじゃないかと思っていたし。

ぶっちゃけた話、ハヤテの流れがなかったら「トニカクカワイイ」は読んでなかった可能性がありますね。もし素の俺が捕まったとしたらどこかなぁ。うーん。高速バスで奈良に行くところかなぁ。移動って物語の中では省略されることが多いのにがっつり移動をしていて「これは変だ」と思っていたかもしれませんね。

ハヤテのことがあったので今の俺はその程度では捕まらないけど。

あの漫画のせいで相当すれた人間になっちまったなぁ。

ここまで話が進んできて、って書いたけど何も進んでいないという事実もあるわけですが、ここまで作中日時が進んできてという意味で進んできてですからまぁいいか、それはともかくとして、この漫画こんな風に終わるんじゃないかなぁっていうのがぼやーっと想像できたので書き留めておきます。

これはわりといろんな人が言ってそうな気がしますけどね。

バッドエンドじゃないお別れエンド＋後日談かなぁと。

冒頭からちりばめられている司ちゃんに関する伏線の数々と、秀才なのか天才なのかはともかくやろうとすれば何でもできちゃうというナサくんに対する設定を考え合わせると、遠くに行かざるを得なくなったお嫁さんとナサくんも納得してお別れするところで本編終了、その後ナサくんはお嫁さんを迎えに行くところまでが描かれるのかなぁってなんとなく思いました。

遠くってのはもちろんあそこですよ。

ナサくん、行こうと決めればいけちゃう設定だからねぇ。

そうなるまではずーーーーーーっとこんな展開で進むのかも。10巻までこれが続いたらすごいよな。

以前の記事群に比べると短いですがこっちの記事の中では長めの記事になってしまった。

寝よっと。