4月新たな50万都市は誕生するか

ふと気になって見た見たら本当に微妙。流入と流出のバランスがどうなるか……

 

松戸市字別世帯数人口表(PDF)

 

俺が中学生高校生の時、千葉県の都市人口が、船橋市50万、松戸市40万、市川市30万でおもしろいなぁと思っていた記憶があるんだけど松戸市はそこから足踏みしてました。

このあたりは市町村合併もなくて純増純減と流入流出だけが勝負です。船橋市は順調に人口が増え、市川市松戸市と肩を並べる中で松戸市は足踏みを続けていました。

もちろん都市としての魅力がないという理由もあるんでしょうが、行政の方針としても人口増加を抑えているような印象を持っていました。

理由はおそらく人口が増加しても社会インフラが追いつかないからじゃないかなぁと推測しています。

学校、上下水道、行政サービス施設、公共交通、それらが伴わずに発展しても破綻するのが目に見えているから開発にGoを出していなかったのかもしれないです。

以前話題にしたかもしれないですが、この人口規模で郊外なのに大規模ショッピングモールが一つもないというのも開発抑制の一つの形だったのかもしれません。

大規模という割にはしょぼそうな気もしますがいちおうそれっぽいショッピングモールがようやく開発されますし、大きなタワーマンションではないけれど、生産緑地が期限切れを迎えたんじゃないかと思われる土地に一戸建て住宅が開発されたりするのを見ると、そういう許可を出すという方向に舵を切って人口を増やそうとし始めているんじゃないかなと思います。

他の都市同様、俺を含めて高齢者や高齢者予備軍の占める割合が増えています。昭和30年代後半から開発されて個人的には非常に先進的な都市計画だったと思っている常盤平や小金原の団地もきっとそういう状態なんだろうなと思います。

このままでは都市全体が疲弊するという危機感を持っていたところにつくばエクスプレスが開業し殺人的だった常磐線の混雑が緩和されたからこういうことになっているんじゃないかなぁ。

 

さて、4月はどうなることやら。